SPOT 03
江戸から大正時代の銅鉱山町・吹屋。200年以上前の赤瓦が今も鮮やかに輝く、日本遺産。
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赤瓦の街・吹屋へようこそ。ここは江戸から大正時代にかけて、銅鉱山の繁栄とともに発展した重要な採鉱地でした。当時の商人や鉱山技師が建てた約30棟の伝統民家が、今なお美しい赤瓦の屋根を誇っています。
この赤瓦は素焼き製で、別子銅山で産出した銅の成分を含む粘土を使用。銅の酸化による独特の赤色が、200年以上の風雨に耐えて今も鮮やかに残っています。通常の瓦と比べて硬く、耐久性に優れることが知られました。
2016年、吹屋地区は「日本遺産:足守川流域の江戸情緒を今に伝える」として認定。石畳、古い茅葺き屋根、白漆喰の蔵など、江戸時代の鉱山町の景観が完全に保存されているのは全国でも珍しいのです。
赤瓦が生み出した独特の景観美、そしてそれを守り続けた地域の人びとの心。この場所は、日本の産業遺産と町並み保存の生きた記念碑なのです。
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